建売外構の目隠しフェンス|費用を抑えてプライバシーを守る「失敗しない選び方」の決定版

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念願のマイホーム、いよいよ新生活のスタート!本当におめでとうございます!

新しいお家、やっぱりワクワクしますよね。


でも……実際に住んでみて、こんな「まさか」に気づいてしまったりしていませんか?


「あれ? リビングのカーテン、開けると外から丸見えじゃない?」

「庭でBBQしたいけど、通行人の視線が気になって勇気が出ない…」

「お隣さんとバチッと目が合って、なんとなく気まずい…」


せっかくの素敵な庭なのに、視線を気にして使えないなんてもったいない!

そう思っているのは、あなただけではありません。


実はこれ、建売住宅を買われた多くの方が最初にぶつかる「あるある」なお悩みなんです。

「プライバシーは守りたい! でも、これからお金もかかるし、予算はできるだけ抑えたい…!」

その気持ち、痛いほど分かります。

だからこそ、今日は私たちプロが、「高額なリフォームをしなくても、劇的に快適になる魔法のようなフェンスの選び方」をこっそり伝授しちゃいます!

これを読めば、あなたの庭はもっと自由で、もっと楽しい場所に生まれ変わりますよ。


なぜ、建売住宅の庭は「丸見え」なの?

「なんで最初から目隠しをつけてくれないの?」って思いませんか?

決して、手抜き工事というわけではないんです。


実はこれ、「開放感」という演出のせいでもあるんです。

高い塀で囲ってしまうと、どうしてもお家が狭く見えてしまいますよね? 販売する時は「わぁ、広くて明るい!」と感じてもらうために、あえて視線を遮らないオープンな設計にすることが多いんです。


つまり、今の「丸見え状態」は、あなたが自分たちの暮らしに合わせてカスタムしていくための「キャンバス」だと思ってください。

最初から決まったものが付いているより、必要な場所に必要なだけ後付けするほうが、結果的にコストも抑えられるんですよ!


失敗しない「目隠しフェンス」選びの3大原則

「カタログを見て、デザインだけで決めちゃおう!」…ちょっと待ってください! 実はそれが一番怖い失敗パターンなんです。


外構工事は、一度作ってしまうとやり直しが効きません。

だからこそ、私たちプロは「構造・視覚・素材」という3つの視点で、かなり細かい「数字」を計算しています。

失敗しないためにプロが何をチェックしているのか、その裏側を少しだけお見せしますね!


1. 【高さ】「180cm」はあくまで目安。「高低差」の計算が命!


よく「高さは180cmあれば安心」って聞きませんか?

確かに、日本人の男性の平均身長(約171cm)をカバーする基準として、これは一つの正解です。


でも、現場では「180cmのフェンスを買ったのに、家の中が丸見えだった…」なんて悲劇が起きることがあるんです。なぜだと思いますか?

それは、「道路と家、どっちが高いか(高低差)」の計算が抜けているからなんです!


道路よりお家の敷地が高い場合

通行人は「見上げる」形になりますよね。この場合、フェンスが高すぎると、まるで要塞のように圧迫感が出て、お部屋も暗くなってしまいます。


道路よりお家の敷地が低い場合

逆に道路側が高いと、180cmでは通行人の「見下ろす視線」を防ぎきれません。


私たちプロは、ただフェンスを立てるのではなく、「道路の高さ(GL)」と「室内の床の高さ(FL)」の差をレーザー機器でミリ単位まで測ります。

「ソファに座った時の目線」と「外からの目線」を結んで、「本当に必要な高さ」を弾き出す。これが失敗しないための絶対条件なんです。


2. 【隙間】「1cm」は、フェンスを倒壊から守る「安全装置」


「中が見えないように、隙間なしでお願いします!」

そのお気持ち、すごく分かります。でも、プロとしては安易に「YES」とは言えません。


一番の理由は、「風の力」です。

隙間のないフェンスは、台風の時に巨大な「帆」になってしまいます。

特に、一般的な建売住宅のブロック塀(厚さ12cm程度)の上に隙間なしのフェンスを立てると、強風を受けた時にテコの原理で根元にものすごい負荷がかかり、最悪の場合、ブロックごとバタンと倒壊するリスクがあるんです。怖いですよね……。


そこで私たちが推奨するのが、「1cm〜1.5cm」のスリット(隙間)です!


風を逃がす

このわずかな隙間が風の通り道になり、フェンスやブロックにかかる負担を劇的に減らしてくれます。

・視線はカット

人間の目は、明るい屋外から暗い隙間を覗こうとしても、うまくピントが合いません。1cm程度の隙間なら、正面からじっくり凝視しない限り、中はほとんど見えないんです。


「倒れない安全な構造」と「プライバシー」を両立させるギリギリの数字。 それが「1cm」なんですよ。


3. 【素材】「樹脂」は夏に伸びる? 施工の腕が試されるポイント


温かみがあって人気の「樹脂(人工木)フェンス」と、頑丈な「アルミフェンス」。

カタログには「どっちも長持ち!」と書いてありますが、プロが見ているのは「熱への強さ」です。

実は、樹脂フェンスには「熱で伸び縮みする」というクセがあるんです。

夏場の直射日光で板が膨張した時、逃げ場がないと板が反り返ったり、柱をグイッと歪ませたりしてしまうことも……。


プロの施工テクニック

だからこそ、樹脂フェンスを作る時は、板と柱の固定部分にあえて数ミリの「遊び(余裕)」を持たせて施工します。熱で伸びた時の「逃げ道」を計算して作っているんです。


一方、アルミは熱による変化がほとんどなく、常に安定しています。

「見た目が好きだから樹脂!」ももちろんOKですが、「うちは日当たりが良すぎて熱がこもるかな?」といった環境に合わせて選ぶのも、長くきれいな状態を保つ秘訣ですよ。


プロ直伝!費用を抑える「賢いウラ技」

「やりたいことは決まったけど、見積もりを見たら予算オーバー……」

そんな経験、ありませんか? でも、諦めるのはまだ早いです!


私たちプロが現場でよく使う、「品質を落とさずにコストをギュッと抑えるテクニック」をこっそり教えちゃいます。これは、ただ安くするだけでなく、「かけるべきところにお金をかける」という建設的な戦略なんですよ。


1. 必要な場所だけ隠す「ピンポイント作戦」!


「せっかくだから、お家全体をぐるっと囲みたい!」

そのお気持ちはよく分かりますが、フェンスの工事費は「長さ(メートル)」で決まります。

数メートル伸びるだけで、数万円単位で変わってくるんです。


そこで一度、冷静に考えてみてください。

「お家の裏側」や「隣の家の窓がない壁」に面している部分まで、高いデザインフェンスで隠す必要はあるでしょうか?

答えは「No」です!


私たちがおすすめするのは、「視線が気になる場所」だけに予算を集中させること。


リビングの掃き出し窓の正面(幅2〜3m)

ここはデザイン重視の樹脂フェンスでおしゃれに!


お隣さんとの境界線

視線が気にならないなら、安価なメッシュフェンスでOK!


こんなふうに「フェンスの使い分け」をするだけで、トータルの費用を10万円、20万円と削減できることも珍しくありません。「一点豪華主義」のほうが、お庭のメリハリも効いて素敵になりますよ!


2. 「今のブロック」を使うか、「独立基礎」にするか。ここが運命の分かれ道!

少し専門的な話になりますが、これは見積もりの金額にも、将来の安全性にも大きく関わる重要なポイントです。

フェンスを立てる土台には、大きく2つの方法があります。


・ブロック上施工(安価)

すでにある境界ブロックの穴を利用する方法。


・独立基礎施工(高価)

地面に穴を掘って、フェンス専用の大きなコンクリートブロックを埋める方法。


「あるものを使う方が安いに決まってるじゃん!」と思いますよね。

でも、ここで「数字」の罠に気をつけてほしいんです。

一般的な建売住宅のブロック塀は厚さが「10cm〜12cm」しかありません。

ここに高さのある目隠しフェンス(風を受ける帆)を立ててしまうと、強風の力にブロックが耐えきれず、根元からバキッと折れるリスクがあるんです。


だからこそ、私たちはこう提案します。

高さ120cmを超える目隠しフェンスなら、迷わず『独立基礎』を選んでください!

初期費用は少しかかりますが、数年後に台風で倒れて車を傷つけてしまうリスクを考えれば、これは「必要な保険」です。逆に、背の低いフェンスなら既存のブロックでもOKな場合が多いので、そこはしっかり現地調査で判断させてくださいね。


設置後に後悔しないために!気をつけてほしいこと

最後に、工事が終わってから「こんなはずじゃなかった…」とならないための、ちょっとした心構えをお伝えします。


圧迫感で庭が狭くなる? 「色」の魔法で解決しよう!


「しっかり隠したら、なんだか庭が暗くて狭くなっちゃった…」

これは、色の選び方で回避できます!


洋服と同じで、フェンスにも「視覚効果」があるんです。

ダークブラウンや黒などの「収縮色」で囲うと、どうしても圧迫感が出やすくなります。


もし、お庭の広さに余裕がない場合は、ホワイトやライトベージュ、明るめの木目調などの「膨張色」を選んでみてください。

光を反射してパッと明るくなりますし、空間が広がったように錯覚させる効果があるんです。これだけで、お庭の開放感が全然違いますよ!


お隣さんへの配慮、「裏側」のこと忘れていませんか?

意外と忘れがちなのが、ご近所へのマナーです。

フェンスには通常、「表(きれいな面)」と「裏(柱が見える面)」があります。


当然、自分のお家からきれいに見えるように「表」を内側に向けますよね。

ということは……そう、お隣さんからは「裏側(柱)」がずっと見え続けることになるんです。


これ自体は悪いことではありませんが、工事の前に一言、

「目隠しフェンスを設置することになりました。裏面が見える形になってしまいますが、すみません」とご挨拶しておくだけで、お隣さんの印象は劇的に良くなります。


最近は、両面ともきれいなデザインのフェンスもありますので、「お隣との関係性を重視したい」という方は、ぜひ相談してくださいね。



フェンスの高さでお悩みの方は、ぜひ「みのり建設」へ!


いかがでしたか?たかがフェンス、されどフェンス。

「高さ」や「隙間」を数センチ調整し、「基礎」にこだわるだけで、その後の生活の質は天と地ほど変わります。


休日の朝、パジャマのままリビングでコーヒーを飲む至福の時間。人目を気にせず、子供たちとプールを出して大はしゃぎする夏。カーテンを開け放って、たっぷりの光と風を取り込む気持ちよさ。


これらは決して「高嶺の花」ではなく、適切なフェンス選びで実現できる「当たり前の幸せ」なんです。


とはいえ、

「自分の家にベストな高さが分からない…」

「失敗したくないから、誰かに背中を押してほしい」


そんな不安を感じたら、ぜひ私たち「みのり建設」にご相談ください!

みのり建設では、エクステリアのプロフェッショナルである「エクステリアマイスター」が、しっかりとご要望をお伺いし、お客様のご希望に沿った最適なご提案をさせていただきます!

ただカタログを広げて商品を選ぶだけではありません。


プロの知識と経験を持ったマイスターが、立地条件やライフスタイルまで考慮したプランを一緒に作り上げます。


弊社は、お客様のご要望に親身になって寄り添い、工事が終わってからもいつでもご相談にのれる、そんな会社を目指しています。

「ブログを読んで気になって…」と言っていただければ、スタッフが張り切って駆けつけます(笑)。


現地調査はもちろん無料です。あなたのお家が、もっと大好きになれる場所になりますように。ご連絡、心よりお待ちしています!