カーポートってどれがいい?ご自宅にあったカーポート選びのポイントをご紹介します◎

こんにちは、みのりの営業担当やまとです!

さて、今回はカーポートのお話です😊


お客様と外構計画についてお話をさせていただいていると、「カーポートはどれがいいのかわからない」「似たようなものが多くて違いがわからない」というご質問を多くいただきます。

たしかに、種類やデザインが豊富で、いろんなメーカー様が多様なカーポートを取り扱っているので、違いが分かりづらいですよね…

なので今回は、LIXILエクステリアマイスターの私が、ご自宅にあったカーポート選びのポイントについてお話させていただこうと思います💁‍♂️


カーポートの役割って?

快適な車のある暮らしを支える重要な存在

マイカーを所有している方にとって、駐車スペースの環境はとても重要です。その中でも、「カーポート」は車を守るだけでなく、日々の生活を快適にするさまざまな役割を果たします。


1. カーポートとは?

そもそもカーポートとは、屋根と柱だけで構成された簡易的な車庫のことを指します。ガレージとは異なり、側面やシャッターがなく、オープンな構造が特徴です。住宅の駐車スペースに設置することで、車を風雨や日差しから守る役割を果たします。


2. カーポートの主な役割

① 雨や雪から車を守る

カーポートがあることで、雨の日でも車の乗り降りが快適になります。また、降雪地域では雪が直接積もるのを防ぎ、朝の雪かきの手間を減らすことができます。


② 紫外線や直射日光を遮る

長時間、強い日差しにさらされると、車のボディや内装が劣化しやすくなります。特に夏場は車内温度が急上昇するため、カーポートの屋根があることで車内の温度上昇を抑えることが可能です。

参照:LIXIL「カーポートの日よけ対策方法|紫外線・熱にはなにができる?」


③ 鳥のフンや落ち葉などの汚れを防ぐ

屋外に駐車していると、鳥のフンや落ち葉などが車に付着しやすくなります。カーポートを設置することで、こうした汚れを軽減し、洗車の回数を減らすことができます。


④ 雹(ひょう)や飛来物からの保護

強風時に飛んでくる小石や、突然の雹(ひょう)などによる車へのダメージを防ぐ役割もあります。特に近年は異常気象が増えているため、カーポートがあると安心です。


⑤ 車の寿命を延ばす

紫外線や雨風を防ぐことで、ボディやタイヤの劣化を遅らせることができ、結果として車の寿命を延ばすことにつながります。


3. カーポートの種類

カーポートにはさまざまな種類があります。設置場所や目的に応じて、適したものを選ぶことが大切です。

支持(柱)の種類

片側支持タイプ(柱が片側のみ):スペースを有効活用でき、デザイン性も高い

両側支持タイプ(両側に柱がある):安定性があり、耐久性に優れている

屋根の種類

折板(せっぱん)屋根タイプ:強風や雪に強い

ポリカーボネート屋根タイプ:採光性があり、見た目もおしゃれ

また、今までは採光性が魅力であったポリカーボネート屋根ですが、近年では異常気象により夏場の日差しが強すぎるため、遮光性の高いブラックがどのメーカー様からも発売されており、人気となっています。

参考画像:LIXIL ポリカーボネート板 ブラックマット色


ご自宅にあったカーポートの選び方

「じゃあ実際、どうやって自宅にあったカーポートを選べばいいの?」

種類やデザインが豊富な中から選ぶには、順を追って選択肢を狭めて決めていくと良いです。

ここからは、カーポート選びのポイントをご紹介していきます。


1. カーポートを選ぶ際のポイント

① 設置スペースとサイズを確認

・まずはご自宅の駐車スペースの広さを確認する

・1台用・2台用・3台用など、必要駐車台数を考える

・乗っている車(今後乗り換える予定があれば乗換後の車)のサイズを確認する

・車のドアを開けるスペースがあり、乗り降りしやすく、バックドアを開き荷下ろしできる余裕があるか確認する

・屋根の高さ(柱の長さ)も確認する(カーポートの屋根が玄関や窓の高さと重なってしまうと、見通しや住宅の外観も悪くなってしまうため)


② 屋根の素材を選ぶ

カーポートの屋根には主に以下の3種類があります。

・ポリカーボネート:軽くて耐久性があり、紫外線カット効果も◎

・スチール製:強度が高く、積雪地域におすすめ

・アルミ製:サビに強く、デザインもおしゃれ

参照:カーポート専門館「カーポートの屋根材は大きく3種類あり、特性が異なります」


③ 耐風・耐雪性能をチェック

台風が多い地域や、雪が積もる地域にお住まいの場合は、耐風圧や耐雪荷重の性能が高いカーポートを選ぶことが大切です。

耐風圧強度(強風に耐える力)は、最低でも風速38m/s以上のものがおすすめ。

耐雪強度は、雪の多い地域では積雪100cm以上に対応したタイプを選ぶと安心です。

参照:YKK AP「カーポートの教科書」


④ デザインと外観の統一感

カーポートは住宅の外観に大きく影響するため、建物や周囲の景観を踏まえてデザインやカラーを選んでいきましょう。


柱や屋根材の金物部分のカラーを建物のドアや手摺に合わせたり、建物に木彫が入っているのであれば屋根材を木目調にし統一感をもたせる等、建物に合わせて選ぶと外観がグッとまとまりおしゃれになります。


2. おすすめのカーポートタイプ


① シンプルで人気!「片側支持タイプ」

✔ スタイリッシュで現代的なデザイン

✔ 価格が比較的リーズナブル

✔ 雨水が一方向に流れるため、水はけが良い

こんな方におすすめ!

→ コストを抑えつつ、おしゃれなカーポートが欲しい方


② 両側からしっかりカバー「両支持タイプ」


✔ 支柱が両側にあるため、強度が高い

✔ 台風や大雪にも強い設計

✔ 安定感があり、長期間安心して使える

こんな方におすすめ!

→ 風が強い地域や、積雪が多い地域にお住まいの方


③ 広々使える!「フラット屋根タイプ」


✔ デザイン性が高く、高級感がある

✔ 大きな車(SUV・ミニバン)にも対応可能

✔ モダンな住宅にピッタリ

こんな方におすすめ!

→ 高級感のあるデザインが好きな方、大きめの車を所有している方


3. ご自宅に最適なカーポートを選ぼう!

上記でも解説したように、カーポート選びのポイントは、設置スペース、屋根素材、耐久性、デザインの4つです。

お住まいの地域やライフスタイルに合わせたタイプを選ぶことで、快適に使うことができます。

各メーカー様それぞれ、カーポートにオプションをつけることが出来るようになっているため、屋根に照明をつけたり、柱と柱の間を壁にして棚を取り付けたり、EV車用充電設備を取り付けたり、屋根をアプローチ部分まで延長したりと、ライフスタイルによってオプションも考えてみると良いでしょう。

また、カーポートに太陽光発電パネルを取り付けることで「ソーラーカーポート」として補助金の対象となる場合もあります。

参照:「2025年ソーラーカーポートの設置に利用できる補助金情報をまとめ」


その他の補助金や助成金については以前のブログをご参考ください。

「知らないと損をする?お庭の工事で使える補助金・助成金の制度と申請方法のお話」


まとめ

いかがでしたでしょうか💁‍♂️

車が停車している時間帯のほうが長いかそうでないか、日中はこどもが遊べるスペースとしても使いたい、道路からの目隠し効果も兼ね備えたい等、ご自身のライフスタイルに合わせてカーポートを選んでいきましょう!

「考えてみたけど、どれを選べばいいかわからない…」という方は、外構業者に相談すると、適切なアドバイスをもらえるので安心だと思います。高くて人気なものが、ご自宅にあったカーポートとは限りません。

車を守りながら、快適な駐車スペースを作るために、ぜひピッタリのカーポートを見つけてくださいね😊


みのり建設では、エクステリアマイスターの私が、しっかりとご要望をお伺いし、お客様のご希望に沿ったご提案をさせていただきます!

弊社は、お客様のご要望に親身になって寄り添い、工事が終わってからもいつでもご相談にのれる、そんな会社を目指しています。


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